感性の継続
いろいろな体験を通して、感じた感覚は、心の底に残ります。
そしてそれは、一つの感性として、心の中で成長し、表現されていくのかも。
たとえば、本当に困った時に、救いの手がさしのべられ、救ってもらった体験のある人は、「ありがたい」、という感謝の気持ちが、心の底に残ります。
感謝の気持ちは、「恩返しをしなければ」、という奉仕の心に変化し、無償の愛として、社会に広がっていくのかもしれません。
良い感性は、黙っていても、継続していくものなのですね。
しかし、感謝の気持ちは、豊かさの中では、育ちにくいのかもしれません。