心のもつれ
もつれた心の謎を解くには、その原因を、突き止めなければなりません。
原因が何かは、起きてしまった結果から、そのほころびを壊さないように、大切にしながら、たどっていくしか方法はありません。
しかし、ほころびは細くなり、途中でとぎれてしまうのかも。
だから、とぎれてしまわないように、原因にたどり着くためには、その原因を包み込む、思いやりの心が、必要なのかもしれません。
原因の追求が、あまりにも早急で、厳しすぎると、貝のように口を閉じて、ほころびがプツンと、切れてしまうからです。
銭形平次は、心の名探偵だったのですね。