アンティーク
小さなロッキングチェアーには、さまざまな思い出があります。
何度も補修を繰り返し、塗り替えをしたニスの香りが、重厚な雰囲気と過去の思い出を、蘇らせます。
ものを大切に扱うことは、愛着を生み、思いをそのものに染み込ませていきます。
たとえ座る人が変わっても、最初の思いは、引き継がれていくのかもしれません。
文化の継承は、過去の良さを引き継ぎながら、新たな思いを入れていくことなのかも。
そして、いつまでも、大切に使うことができるのは、そのものに、本当の価値を、認めていることなのでしょうね。