親の役割
親という字は、木の上に立って見ると書きます。
「見る」という言葉は、深い意味があるように思います。
果たして、我が子のすることを、黙って見ていられる親が、この世にいるのでしょうか。
ただ、豊かな社会では、親がしてあげすぎる傾向が、あるように感じます。
親から与えられることと、自分の意志で行うことは、子供にとって、感性を育てる上で、ずいぶん違うのではないでしょうか。
情緒を育てるには、自分で決めて、自分で行動することが一番です。
子供を信じて、黙ってそばにいてあげましょう。
ただ、そこで、見ていてあげるだけでいいんです。