緑の波
真夏のあぜ道を歩いていると、まるで緑の波に囲まれているような、錯覚に陥ります。
稲穂が、風にそよぐさまは、まるで海の波と同じリズムに感じられます。
健康な稲は、風が害虫を寄せ付けないように、なっているのかもしれません。
そして、秋になると、緑の波は無くなって、金色のどっしりとした実を付けた、頭をたれた稲穂になるのですね。
自然が創りだすリズムと意外性は、どんな優秀な人の知恵を使っても、超えることができないのかも。
もう少しすると、ギラギラとした太陽が、清みきった青空に輝く太陽に、変わるのでしょうね。