日はまた昇る

元旦の夕日に、日輪を見た。
太陽が冷たく清んだ、夕暮れのかなたに、沈みかけたとき、日輪は発生するのですね。
日輪は、オレンジ色の光の輪としての輝きを増し、黄色に変化しながら、どんどん自分に近づいて来る。
この日輪の揺るがない輝きが、「希望」の象徴なのかもしれません。
希望は暗くなりかけたときに、一番必要なものなのでしょうね。
希望とは、沈みかけたときに、精一杯光を放つことなのかも。
その燃焼し尽くした光の残存が、思いとして、夜空の星に引き継がれ、明日の朝日となって再び昇ってきます。