新たなる旅立ち
人を見送る時は離れていく寂しさと、また会える期待と、一緒に入り混じり、感動の涙を誘います。
あなたは、見送るほうと、見送られるほうと、どちらがイメージしやすいですか。
さしずめ、見送るほうは、見守り待つほうで、見送られるほうは、新世界への旅立ちです。
母親から子供が、独り立ちしていく時に、似ているのかもしれません。
「立派な人になって帰っておいで」と、送り出す気持ちは、期待を我が子に託す、母心なのでしょうね。
笑顔で送り出す裏側で、寂しさをこらえながら、待つ心は、なんて強い心なのでしょう。